あなたは自分の強み、知っていますか?
強みを知るツールでよく使われるのは、ストレングスファインダー。
でも、ストレングスファインダーは有料でちょっと抵抗ありますよね。
そこで紹介するのが、無料でできる強み診断ツール『VIA-IS』。
インターネットで無料で受けられる強み診断ツールだよ。
VIA-ISとは?
VIA-ISは、心理学者が開発した『強み診断ツール』
ポジティブ心理学の第一人者である故クリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士の開発した強み診断『VIA-IS』(無料)
一般社団法人 日本ポジティブ教育協会 https://j-pea.org/related-info/via-is/
米・VIA研究所が提供するこの診断ツールは、世界190カ国、260万人以上の人々に使用されています。
強みとは、自分がそれを使うと元気になれるような性格の特徴
『VIA-IS』における強みは全部で24種類に分類され、そのうちトップ5の強みが「自分を特徴づける強み(Signature Strength)」とされています。
無料だよ
↓このような結果が出てきます。
測るのは「性格の強み」。24の基本的な性格の強みがあるよ。
VIA-ISの開発者はすごい人
VIA-ISを開発したのは、故クリスファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士。
セリグマン博士はアメリカ心理学会会長も務めた、心理学の超有名人。
学習性無力感やポジティブ心理学でも有名ですね。
学問としての心理学を学んだ人なら、一度は聞いたことある名前だね。
インターネットでできる性格診断は、どこの誰が作ったかもわからない怪しいものも結構あります。
VIA-ISは著名な心理学者が開発し、学術的な研究も多くされています。
Google scalarで検索すると、VIA-ISに関する論文が沢山でてくるよ。
沢山の学者さんが研究している、ちゃんとした診断なんだね。
VIA-ISは無料でできる
有料の詳細レポートを購入することも可能ですが、基本的にはVIA-ISは無料で受けられます。
ちなみに、自分は有料レポートは購入していません。
無料でも、1位~24位までの強みが出るよ。
トップ5の強みが「自分を特徴づける強み(Signature Strength)」
無料のだけでも充分だね。
注意点
なんで無料のだけでいいと思うの?
VIA-IS自体は信頼できるけど、日本語化の問題があるからだよ。
VIA-ISは米国で開発されたもの。だから、質問はもともとは英語。
もともとの英語で作られた質問と、日本語の翻訳でズレが無いようにしないといけないんだ。
実は、日本版を作る試みは行われています。
大 竹 恵 子・島 井 哲 志・池 見 陽・宇 津 木 成介・ピーターソン クリストファー・セリグマン マーティン EP(2005).日本版生き 方 の 原 則 調 査 票(VIA-IS: Values inAction Inventory of Strengths)作成の試み 心理学研究,76 ,461-467.
この論文では入念な翻訳作業をし、信頼性・妥当性を検討しています。
インターネットで実施できるVIA-ISは、この研究で作成された翻訳ではありません。
ネットでできるのはGoogleの翻訳(;’∀’)
正直なところ、Googleの翻訳が微妙。診断結果の信頼性・妥当性は疑問です。
全然ダメというわけではないので、あくまでも結果は目安程度の考えならいいと思います。
Google翻訳が微妙なので、無料版だけでいいでしょう。
VIA-ISのやり方
VIA-ISをやりたい方はこちらのサイトから↓
やり方を知りたい方は、この動画で分かりやすく解説されています。
最初に画面左上「Language ▽」で日本語を選ぶのを忘れずにね。
まとめ
- VIA-ISは著名な心理学者、マーティン・セリグマン博士が開発した強み診断ツール。
- 無料で実施できる。
- 翻訳の問題もあるので、無料の診断結果だけで充分。
VIA-ISをもっと詳しく知りたい方は、こちらの本をどうぞ。
僕は読んでないけどね(笑)。